THE MANIFESTO

「大人の表現」に、プロの出口を。
我々が音楽を記録し続ける理由。

音楽を愛し、人生を重ねてきた皆様へ。
ここは、妥協を脱ぎ捨て、「本物の音」へ還るための場所です。
つて私たちは、音楽とともに生きていました。放課後の音楽室、埃っぽいガレージ、ライブハウスの楽屋。あの日、私たちの手の中にあったのは、根拠のない万能感と、明日へと続く純粋な爆音でした。それから数十年。私たちは、仕事、家庭、そして社会という名のステージで、それぞれの役割を全うしてきました。
しかし、人生という長い旅路を経て、再び手にした楽器。そこから鳴り響く音は、かつての衝動とは異なる「深み」を帯びていませんか。数多の喜びと葛藤を乗り越えてきた今のあなたの指先、枯れてなお艶を増す歌声。それこそが、若い世代には決して真似できない、今のあなただけに許された「成熟という名の表現」です。

神宮前レコーディングスタジオの「三つの真実」

一、機材は「敬意」の表れである。
あなたの人生を記録するマイクに、一切の妥協は許されません。世界中のレジェンドたちが愛したNeumann U87aiを筆頭に、プロの現場が標準とする機材のみを用意しました。それは、皆様が歩んできた音楽人生に対する、私たちの礼儀です。

二、10時間は「創造」のための余白である。
効率や回転率を重視する現代において、私たちはあえて「逆」を行きます。10時間の貸切枠は、単なる録音時間ではありません。熱田神宮の静寂を感じ、メンバーと語らい、納得するまでテイクを重ねる。大人のクリエイティビティを解き放つための「空白」を保証します。

三、技術は「想い」を形にするためにある。
DAWやプラグインによる加工が容易な現代だからこそ、私たちは「空気感(空気録音)」にこだわります。40代から60代の音楽体験を熟知したエンジニアが、あなたがかつてレコードやCDで聴いた「あの太くて温かい音」を、現代の解像度で再定義します。

「趣味なのだから、適当でいい」という言葉に、どうか耳を貸さないでください。音楽は、形にしない限り、その瞬間消えてしまうものです。10年後、20年後に、この日の音源があなたや大切な仲間たちにとって、生きた証としての「最高の宝物」になることをお約束します。

「いつか録ろう」を、今、この神宮前で。

「趣味の録音」を卒業し、「人生の記録」へ。
私たちは、成熟した表現者が鳴らす一音一音を、 人生の「純然たる結晶」として刻むことを、ここに宣言します。